ぺやんすと麻婆豆腐
2010.02.03 Wednesday
ぺやんすは生まれてこのかた麻婆豆腐しか食べたことがありません。
ご存知のとおり、麻婆豆腐は豆腐やひき肉でできている中華料理です。
肉も豆も穀物も、全ての材料を粉化・ミンチ化し、それらを組み合わせて作る想像力の結晶です。
原料を分化不能なところまで分解しさらにそれを再構築して作ることが理由で、
フランスで流行したこともあります。
神様は、ぺやんすを見てとても憐れに感じたのです。
ぺやんすに麻婆豆腐の原料である大豆の花をみせてあげたいとお思いになりました。
ご存知のとおり、大豆は節分の日からおよそ90日後、乾いた土の上で芽を出し月の光を浴びて大木になります。
花や実をつけるようになるまでに8年ほどかかるのですが、
実を成らす前に咲く花がとても美しいのです。
赤い花。
人が少年期にのみ見ることのできる夕焼けは、大豆の花です。
ちなみに、大豆の実を固めたものが豆腐です。
神様はぺやんすにその花を。
いつも食している麻婆豆腐の元々の姿を。
見せてあげたいとお思いになったのです。
「ぺやんすや。おお。畑を耕し生きるぺやんすや」
神様がぺやんすを呼ばれると、
「へえ。神様」
と、ぺやんす。
「お前の営みは今、昇華し私からの声となる。聞こえるか。ぺやんす」
「へえ」
「麻婆豆腐ばかり食べている不憫なお前。お前に花を見せよう。お前は花を知っているか?」
「はい。ユリガオが好きです」
「そうか。ちゃんと学校には行っているのか」
「はい。社会科の地理が好きです。英語はちょっと苦手で、、、、」
「そうかそうか。まあ、子供のころはめいいっぱい遊ぶのが一番の仕事だからな。英語は必要なときに勉強すればいい」
おわり
ご存知のとおり、麻婆豆腐は豆腐やひき肉でできている中華料理です。
肉も豆も穀物も、全ての材料を粉化・ミンチ化し、それらを組み合わせて作る想像力の結晶です。
原料を分化不能なところまで分解しさらにそれを再構築して作ることが理由で、
フランスで流行したこともあります。
神様は、ぺやんすを見てとても憐れに感じたのです。
ぺやんすに麻婆豆腐の原料である大豆の花をみせてあげたいとお思いになりました。
ご存知のとおり、大豆は節分の日からおよそ90日後、乾いた土の上で芽を出し月の光を浴びて大木になります。
花や実をつけるようになるまでに8年ほどかかるのですが、
実を成らす前に咲く花がとても美しいのです。
赤い花。
人が少年期にのみ見ることのできる夕焼けは、大豆の花です。
ちなみに、大豆の実を固めたものが豆腐です。
神様はぺやんすにその花を。
いつも食している麻婆豆腐の元々の姿を。
見せてあげたいとお思いになったのです。
「ぺやんすや。おお。畑を耕し生きるぺやんすや」
神様がぺやんすを呼ばれると、
「へえ。神様」
と、ぺやんす。
「お前の営みは今、昇華し私からの声となる。聞こえるか。ぺやんす」
「へえ」
「麻婆豆腐ばかり食べている不憫なお前。お前に花を見せよう。お前は花を知っているか?」
「はい。ユリガオが好きです」
「そうか。ちゃんと学校には行っているのか」
「はい。社会科の地理が好きです。英語はちょっと苦手で、、、、」
「そうかそうか。まあ、子供のころはめいいっぱい遊ぶのが一番の仕事だからな。英語は必要なときに勉強すればいい」
おわり


